糀屋が教える 手作りみそ教室
「おいしくて原材料がわかるから、作れるものは自分で作りたい」
「新物のお米、大豆で手作りしたおみそで正月をむかえる」。 糀屋雨風がある大阪 泉州地方で今も受け継がれ続けている風習があります。
昔はどの家も丹精込めてみそを作り、それぞれ家の味を作ってきました。
日本のおいしい味には欠かせない調味料「おみそ」を自分で作る教室です。



①みそは自分で作れる
毎年丹精込めて仕込むみその味が、慣れ親しんだ一家の味となっていました。
現在売られている市販のみそは、多くが海外からの輸入原料で作られており、たとえ国内産原料のみそであっても産地の表示義務まではありません。
手作りするということは、どんな原材料なのか、自分が納得したものが作れるということでもあります。
②手作りみそは活きたみそ
みそは大豆と麹と塩をよく混ぜて作った「みそ玉」を容器に隙間なく詰めこみ、じっくり醗酵させることでできあがります。
本来のみそは、できあがった後も酵素・乳酸菌の働きで発酵を続け、「脂肪酸エチル」など、さまざまな成分が作られ続けます。
しかし、江戸時代当時のみそと現在市販されているみその多くとでは作られ方に大きな違いがあります。
それは、市販みその加熱殺菌工程にあり、そこで醗酵が止められているということにあります。
発酵食品である活きたみそは常に発酵を続けてガスを発生するため、市販商品としての陳列にはむかないのです。
そのような市販みそと違い、手作りの「生みそ」は、できあがった後も醗酵を続け、生まれる成分は失われず長持ちし、熟成の過程ごとの味の違いを楽しむことができるのです。
③みそ作りは楽しい
1月後半から3月中旬の「寒仕込み」はみそ作りに最も適した季節。ゆっくり時間をかけ醗酵させると、味に深みのあるみそに仕上がります。
夏場に麦麹で仕込む「麦みそ」はひと味違った麦独特の香りと甘みがあります。
みそ作りの楽しみは通年を通してさまざまですが、なんといっても仲間と一緒の和気あいあいとした体験が、一番の思い出になります。
手作りみそ教室当日の流れ

①雨風ショップに集合
「雨風」へようこそ!仲良しグループで集合した後は担当講師が丁寧に案内します。

②材料を混ぜ合わせます。
大豆を袋の中で潰します。糀と塩を混ぜ合わせ潰した大豆を一緒に捏ね合わせます。

③みそ玉を作りましょう。
空気を抜きながらみそ玉を作ります。お友達とワイワイ話しながらの楽しい時間です。

④お持ち帰りの容器に詰めましょう
みそ玉を詰め込み、空気が入らないように押し込みます。最後に容器の淵に沿って少量の塩を置きます。ラップをかけて出来上がりです。

⑤教室の前後は、糀カフェBiotoposでランチ
教室の前後には併設の「糀カフェBiotopos」でランチはいかがでしょう。 みそ教室ご予約の際にぜひ同時予約してください。

⑥教室が終われば現地で解散
雨風ショップにて生甘酒や生どぶろくは如何ですか
熟成期間中にご質問等あれば、お気軽に連絡下さい。
皆様のご連絡をお待ちしております
手作りみそ種類 | 主な特徴 |
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白みそ |
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堺みそ |
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元禄みそ |
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玄米みそ |
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お好みの配合 |
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麦みそ |
※麦みそは4月上旬~夏季までの限定になります |